身体の痛み

ずっと以前から身体の痛みというものは一体何なのだろうか?という疑問を持っていました。そんなことをわざわざ考えなくてもいいようなものですが、子供の頃から自分の中で大きな問題だったのだと思います。

時々お腹が痛くなることがあったからかもしれませんし、もっと幼い頃にはいつも具合が悪くて肉体的な苦痛を感じながら生きていたというのも理由かもしれません。

どんなにそれをいやだと思っても、苦痛はやってくるのですから、何とかならないものかと考えるのも当然といえば当然ですね。

これだけは、どんなに両親に頼み込んでも助けてもらえるわけではないですし、自分ひとりでその痛みと戦わなければならないわけです。

心の癒しをするようになって、身体の痛みはすべからく心の痛みからくるものだということが分かるようになりました。

心が健康そのもので身体だけが苦痛を訴えるということはあり得ないということです。ただし、その元になっている心の痛みを見ようと思っても通常見ることはできません。

なぜなら、それは自分にとって都合の悪い部分だからなのですし、だからこそそれを身体の痛みとして形を変えて自分に見せつけようとするわけです。

初めから心の痛みを自分に隠さずに見つめてあげていさえすれば、わざわざ身体の痛みとして訴える必要もなかったわけですから。

身体の痛みが現在のものだとしても、その元になる心の痛みは間違いなく過去のものです。過去のどこかの時点で傷ついた心がその痛みを今になって身体を利用して見せ付けているのです。

身体の痛みがしつこくて強烈であるという人は、過去に沢山の心の傷を負っていて、それを次から次へと無自覚に心の奥に隠して生きてきたということになります。

ですから時間はかかるかもしれませんが、丁寧に過去を紐解いて自分の心にどれほどの傷を隠し持っているかを調べてあげることが必要です。

ただし、こうした過去を洗い出す作業には終わりというものがありません。いくら繰り返してももうこれで終了ということにはならないのです。

ですから、ある程度処理することができたなら、その後は痛みそのものを受け入れて心を受動的な状態から与えるという能動的な方向へ積極的に変えていくことが重要です。

そうすることで、身体の痛みを使って訴えていた受動的な気持ちを使わなくなっていくことができ、結果として身体の痛みは激減することになっていくはずです。

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