闘う必要なんかない
泳ぐことすらも必要じゃない
流れといっしょに漂うのだ
川はそれ自身でひとりでに流れている
あらゆるものが必ず究極の大洋に至る
あなたはただどんな妨害もしないことだ
川といっしょに行くというそのこと
川とともに漂うこと
川とともにくつろぐこと
by osho
深く瞑想をして、身も心も微動だにしない状態でいるとき、完全に流れと一致したという感覚がやってくることがあります。
流れと調和しているという感覚。ということは、マインドという精神活動はそれが何であれ、流れから離れてジタバタしているということです。
マインドは自動的に独自の物語を生み出して、流れの中でもがき苦しむのです。そもそも流れを感じ取ることができなくなってしまうとも言えますね。
流れと完全に一つになるとき、流れそのものも消えてしまい、ただそこに浮かんでいるだけになることで、川とともにくつろぐことになるわけです。
言うは易しですね。身体を動かすだけで、マインドもそれにつられて動いてしまうくらいですから。1日1回でもいいので、ただじっとして流れを感じてみるのはいいことです。
その瞬間、人生は消えて、社会も消えて、社会の中で頑張っている自分も一緒に消えていくとき、真実を垣間見ることができるのですね。