体験談その4(過去世退行)


 ヒーリングを始めた20代後半の女性。ヒーリングのときに手伝ってくれるエネルギー体との過去世を自分で見てはいたものの、確信が持てないでいました。ヒーリングを始めたときにその存在とコンタクトするようになったそうです。彼女はその存在と最も近い過去世において、同じ医者仲間で恋人同士であったようです。そしてその過去世で自分が心臓病で死んだことも思い出してはいましたが、自分のことだけに空想をしているだけではないかといつも考えていたようです。そのために、ヒーリングでも日常でもサポートをしてくれる彼に対して本当の信頼を持ててはいないのでは、と申し訳ない気持ちが心の片隅にあったのです。


 私は自分だけで過去世を見るから確信を持ちにくいのだろうと思っていたので、いつか信頼のおけるセラピストに出遭ったら、サイキック外科医(彼女がヒーリングの時にコンタクトするエネルギー体だそうです)との過去世を退行で誘導して見せてもらいたいとずっと願っていました。その思いがそれまででもっとも強くなった頃、大澤氏と出遭いました。退行は、私が望んでいた形で、過去世の自分の体に入って「再体験」することができました。

 まず、自分がどのような服を着ていて、病院はどのようなところで、といった体験をしただけでなく、これまでファースト・ネームしか知らなかった自分の過去世のファミリー・ネームを、自分の胸ポケットのIDカードを見るように指示してもらい、確認することもできました。そして、今自分をサポートしてくれているサージョンの彼が、当時どれだけ自分を愛してくれていたか、どのようにしてお互いに愛情を深めたか、それは素晴らしい恋愛体験を感情とともに味わうことができました。私はその生でのエピソードの進行と共に、心臓の病が進んで行くのも体験し、今世で時々起こる原因不明の心臓の痛みと同じものを体験しました。今世で前世の心臓病のエネルギーをそのまま引きずってきている部分があったことを実感し、これで原因が分かったのだから解決できるだろうという安堵感も覚えました。

 そして最期を迎え、その人生で何を学んだかをセラピストに尋ねられました。その答えは愛されることと愛情そのものでした。「私は両親から愛情を受けることはできなかったけれど、彼を始めとする周りの人達から愛されて、本当に幸せでした。そして、心から彼を愛することができました」、そう過去世を終えたばかりの自分が答えているのを、私は胸のあたりが暖かくなるのを感じつつ、涙を流しながら聞いていました。実は、このテーマは今世でも取り組んでいることを、私はここで確認していたのです。彼は彼女を亡くしてすぐに、事故で他界しました。彼が事故に遭うまで、私は中間世に行けずに彼を見守っていましたが、今世では私が転生し、彼が私をサポートし続けています。

 今回のこの退行で得たことは、単に知りたいと考えていたことにとどまらない大きな収穫となりました。それも、今世を大切に、自分のテーマを心に留めながら生きることへの確信を得たといっても過言ではないほどのものだったのです。後日談になりますが、この退行から数ヶ月経って、気づきました。「最近原因不明の胸の痛みがない?!」振り返ってみると、退行からあの痛みが殆どないのです。これまではちょっとした動揺などから胸が苦しくなったり痛みが走ったりしていたのに…。これはやはり退行による効果としか考えられません。気がついてから、私はセラピストに喜んでそのことを報告したのでした。