体験談そ7(年齢退行)


 20代中ごろの好青年である彼は、催眠療法は初めてとのことでしたが、それにも関わらず、とてもリラックスされているようで、あっという間にトランス状態になっていきました。ご両親との関係を見直してみたいということでしたので、小さい頃に戻っていただいたのですが、セッション中に見えてくる部屋の中の様子やご自身の目線の位置の低さから、その時の年齢を正確に把握されているようでした。


 今回ヒプノを受たのは、何人もの方からトラウマがあるといわれていたのでちょっと気になるな・・・とおもったからでした。少し親との関係が気になるかな?ぐらいの軽い気持ちで初めはいました。 ヒプノセラピーは初めてだったので少しドキドキしていました。しかし大澤さんのやさしい語り掛けに少しずつ緊張がほどけて行きました。そして意識はだんだんと広がって行き、気がつくと深い沈黙の中に居ました。 ゆっくりとした口調で誘導が進んでいくと、楽しかった事やつらかった事(こっちの方が多かったのですが^^;)がそのころの自分とシンクロして体験していくのでした。今まで何故か忘れていた記憶の断片が少しずつ・・・次第にはっきりと思い出され、とてもすばらしく生き生きと動き出して行きました。

 その中で両親に怒られているところに向かおうとすると、どう言う訳か今まで色鮮やかに広がっていた世界が急に暗くなり、ついには真っ暗になっていきました。そして額のあたりが内側からムズムズと動き出しました。その事をお聞きすると「見たくない意識と見ようとする意識がぶつかり拒絶反応を出すとこういうことも起こる」とのこと。リラックス・リラックスと自分に言い聞かせていると背中がつってきた・・・凄い抵抗をしていました(笑)。何度かトライしたのですが結局そこは見ることが出来ませんでした。(今度来る時は絶対見てやる〜!!)

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 セッションを受けてしばらくしてからふらっと実家に帰る事があり、両親にセッションを受けたことを話す機会がありました。家に両親がそろっている事は珍しかったし、そこに私がいることも珍しく、まるで話しをする場を提供されたみたいでした。いざ話し出すと3人とも今までお互いに言えなかったことなど2時間近く話していました。気がつくと父以外涙でぼろぼろでした。父も泣きたそうでした(笑)。話しが終わった時、何故かすっきりした気分でいい時間が取れたと感謝したくなりました。自然と3人ともリラックスしていました。

 ココまで人と人の関係が変化するとは思っても見なかったのではっきり言ってビックリしています。まだ見る事の出来なかった部分があるので今度またそこを開いてみようかと思います。