正しさは不要

人はこうするべきとか、こうあるべきという正しさを多く持てば持つほど、神経症的になってしまいます。

しかもその考え方生き方というのは、知らず知らずのうちに親などの周囲から与えられてしまうので、気づいたときには身についてしまっているのです。

それは躾のような形で仕込まれることもあるだろうし、ただ一緒に暮らしているということだけでエネルギーとして伝搬してしまうこともあるのです。

だから子供はそれを避けることは事実上不可能なことなのです。物心ついたときには、その正しさの上に毎日の生活が出来上がってしまうわけです。

神経症的な人生になってしまう理由は簡単で、生身の人間というのはそんな作り上げた正しさの中に収まるはずがないのに、無理矢理自分を強いてその中で生きようとするからです。

当然の結果として、自己犠牲を繰り返すことになるのです。そしてそんなルールはお構いなしとばかりに自由に生きている人のことを嫌うようになるのです。

嫉妬するだけならいいですが、怒りと共に憎むようになることもあるかもしれません。ところが親からもらってしまった正しさを簡単には手放すことができないのも事実。

なぜなら正しさは自己防衛の本丸として使われてしまうからです。正しくあれば、否定されないし嫌われないし、価値ある自分でいられると錯覚するからです。

あなたの中にある正しさを一度じっくり眺めてみることをお勧めします。どんな正しさ、どんなルールであれ例外無く不要であることを見抜けた時、生はあなたに優しく接してくれるようになるはずです。

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