執着は理解を妨げる

何かに執着すると、その執着した対象についての理解を深くすることができなくなってしまうのです。

執着というのはしがみつくことです。もしも溺れそうになっていたら、何でもかんでもしがみつこうとするものです。

自分が何にしがみつこうとしているのかなど、見極めている余裕がないからですね。だから執着は目をつぶらすことになるのです。

恋人に執着すれば、その恋人のことを本当には理解することができなくなってしまうのと同じです。

お金に執着してしまえば、お金に対して正しい理解をすることができなくなって、お金の亡者になってしまうはず。

死ぬのが怖いというのが一般的な私たちの反応ですが、それは生に執着しているからに違いありません。

そして生に執着してしまうと、生の何たるかを知ることができなくなってしまうのです。つまりは、死が怖いということは生きるということが分からないということ。

生きているようで実は生きていないようなものだということです。もしもあなたが明日死んでもいいよ、という状態になったなら?

きっとそのときには生の味わいを存分に感じることができるようになったということですね。

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