作用・反作用の法則

人間同士、お互いにウソをつくことができなかったとしたら、どういうことになると思いますか?それは、きっと社会や人間関係がギクシャクしてしまって、うまく回らなくなるのではないかと考えられますね。

でも実際にはその逆なことが起きるのではないかと思うのです。私たちは、他人に対しても、そして自分に対してまでもウソをつくことができるために、結局は苦しむことになるのです。

最大の問題は、自分に対してつくウソなのです。もしも、あなたが自分の本音を自分に対して隠すとしたら、つまりそれはいわゆる抑圧するということなのですが、それは一時的には都合よく忘れることもできるでしょう。

ところが、抑圧したものは「必ず」何等かの形を持って、あなたに攻め寄ってくることになるのです。これは、マインドの性質として例外はありません。

もしも仮に、子どものころに自分の怒りを感じないように抑圧することができると、その怒りはいずれ絶大なパワーを持って、あなたに襲い掛かってきます。

例えば、怪我や病気、それも難病になる可能性があるでしょうね。あるいは、非常に本人が困ってしまうようないわゆる問題行動として現れてくるはずです。

これは、昔小学校の理科で習った、作用・反作用の法則と同じようなものだと思えばいいのです。押し込まれたエネルギーは、その力に比例した強さを持って、外側へと表出して来るということです。

だから抑圧こそが、私たちを苦しめる最大の敵だと気づかねばなりません。現在のあなたにやってくる問題のほとんどすべては、過去に抑圧したエネルギーの表出が原因だと考えて間違いありません。

ただし、抑圧は通常無意識的に行われるため、それは阻止することはリアルタイムでは難しいのです。だからこそ、常日頃から自分をしっかり監視することが必要なのです。

いつも自分に意識を向けつつ、どんな些細な気持ちや感情であっても、抑圧しないように心がけることです。内側に意識を向けることを練習することが大切な理由は、ここにこそあるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。