「全体の一部」という意識

私たちのあらゆる心理的な欲望は、自分は全体から分離した一人の存在である、という間違った思い込みから来ているのです。

その分離感によって、自分と全体とがあたかも互いに対立しているかのような錯覚を作り出してしまったのです。だから、「何かが足りない」と常に感じているのです。

全体とは全く完全に満たされた状態であるのに対して、分離した個である自分は、足りないものを外側の世界から入手しなければならないと感じるのです。

そうやって、人生において次から次へと欲しいものを手に入れていくのですが、残念なことにどこまで行っても、何を手に入れたとしても、「何かが足りない」が消えることはないのです。

救いはたった一つ、自分は全体の一部だということに気づくこと。全体というのは、分割することができないものです。それはあくまでも一つもの。

本当は分離して存在するものなどないのです。それは、素粒子のレベルにまでスケールを小さくするか、宇宙サイズまで大きくすれば明らかなことですね。

何から何までが全体なのです!

“「全体の一部」という意識” への2件の返信

  1. はじめまして!

    この感覚理屈ではわかるのですが、自分の身体という思いが強位のか、自分の皮膚から外へ出ると「外」と認識してしまいます。

    難しいです…

  2. はじめまして、コメントありがとうございます。
    最初は、理屈から入るのは悪くないと思います。思考が落ちた時、あるいは思考を見ようとする時、そこにはどんな境界もないということにふと気づくことができるかもしれませんね。

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