寛いだ注意深さ

クライアントさんとのセッションの時に、瞑想のことについてお話しすることがあるのですが、その時に瞑想について間違ったイメージを持っている方が時々いらっしゃいます。

何となく心を静かにして、ただ何も考えないでいるような状態ということを想像して、ボーっとしていることのように思われている場合があるのです。

確かに、ボーっとしているときにも思考は緩んでいるのですが、それだとただ子供がよくやっているあれと同じになってしまいます。

勿論ボーっとするのは、決して悪いことではないですし、普段頭を使いすぎている現代人にとっては、必要なことかもしれません。

ただ、瞑想はそれとはまったく違うのです。実は、人間はリラックスするとボーっとしてしまうし、反対に一点に集中して緊張すれば、注意深くいることになるのです。

そして、瞑想とは実はこの両方のいいところを同時に実現することを指すのです。つまり、くつろいでリラックスしていながらも、非常に注意深くいるということ。

この寛いだ注意深さこそが、瞑想の神髄というわけです。深く瞑想していると、周りのほんの小さな物音に対して、とても敏感になっていることに気づくことがあります。

まずは、寛いでできるだけリラックスした状態を練習します。それとは別に、できる限り注意深く、意識的な状態を保つ練習もするのです。

そして、両方ができるようになってきたところで、その二つを同時に満たすようにするということ。難しいですけれど、練習する価値は充分にありますよ。

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