人生という物語から抜ける練習

毎日の生活の中で、私たちはずっと自分の人生を暮らしていると思っています。それはいつも言っているように、自分自身とマインドとを同一視してしまっているからなのです。

マインドは人生という物語の住人であるため、常にその物語の中の登場人物だという感覚があるのですね。

それが昼も夜も継続しているのです。昼は現実の人生を経験して、夜は夢の中の物語を生きているのです。

海の中で暮らしている魚が海のことを知らずにいるのと同じように、私たちも人生があまりにも身近なために、そのことを忘れてしまうのです。

1日のうち、ほんの少しの時間でかまわないので、人生という物語から抜けてみてはどうでしょうか?人生の登場人物としての自分を脱ぎ捨てて、高いところから眺めるのです。

たとえ1分でも10秒でもいいので、人生から抜けていると感じる時間を自分に与えてあげるのです。その時、自分は誰でもない存在となるはず。

それは物凄く気分のいい体験になるはずです。一時的であれ何もかも忘れて、ただくつろぐのです。その時ばかりは、過去のことも未来のことも全て消え失せるのですから。

そして練習を積み重ねていけば、いずれはいつどこでも、すぐにその状態へと持って行くことができるようになるはずです。自分ひとりの密かな楽しみです。

何なら仕事中の10秒間だけでもいいのです。誰でもない状態に馴染むことができるようになれば、マインドとあなたのあいだに隙間ができるようになるはず。

そうなったら、マインドとあなたの主従関係が逆転する日も近いかもしれませんよ。

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