自分自身を笑う日

私は子供の頃からお笑い番組が大好きで、笑いすぎて呼吸がうまくできずに窒息しそうになって、苦しくてそれでも笑っていたこともあったくらいです。

親などは、何がそれほど面白いのか分からないと言っていたのですが、この面白さを理解できないなんて、人生損してるんじゃないかくらいに思っていたものです。

人は他人のことを笑うのは得意なのですね。誰かがドッキリカメラに騙されている姿などを見ていると、思わず大笑いしてしまうのです。

けれども、いざ自分がそのように笑われる立場になったとしたら、誰かのことを笑っていたときのように、気持ちよく一緒になって笑えないかもしれません。

そう、自分のことでそれほどの大笑いをするということは普通ないのです。逆に笑われていやな気分になってみたり、酷く侮辱されたような気持ちになったりもするのです。

みなさんは、自分自身のことで笑うことができるでしょうか?自分が自分の100%当事者として生きていると、自分を笑うことは難しくなるのです。

逆に、自分をしっかり観照していることができるなら、自分のことを愛らしく、ユーモアを持って見てあげることができるようになるのです。

そうなったら罪悪感も何のその、どんな自分であってもイイも悪いもなくなり、盛大に笑ってあげることができるようになるのです。

そのとき、すごく身も心も軽~く感じるようになるはずです。

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