三つの世界の話

誤解を恐れずに表現すると、非常に大雑把に言ってここには三つの世界が同時にあるのです。一つ目は、純粋な意識だけが在る世界。

二つ目は、その意識から立ち上がってくる現象界としての世界。そして三つ目は、現象界を元に思考が作り上げた物語としての世界。

常日頃から、わざわざこんなことを言葉に表現することはなくても、どこかでそのことを意識しつつ生活しているのです。

私の中では、一つ目だけが真実という感覚を持っています。二つ目の現象界については、真実から立ち上がってきたものなので、虚構とは言えないものの、はかないものなので真実とは言い難いのです。

一方、三つ目の物語としての世界は、完全なる虚構の世界。私たち一人ひとりの思考の中にだけ存在するものだからです。

で、人生だけに捉われてしまうと、三つ目の世界だけがあって、それこそが真実だというかなり大きな勘違いの生を生きることになってしまうのです。

その場合、人生を物語として見ることはできなくなるために、都合の悪いことが起きた時に、深刻になったりして心理的ダメージが大きいのです。

瞑想などによって思考が緩んでくると、自分が見ている人生と単に物事が起きている世界(現象界)を分けて見れるようになるのです。

そうなれば、同時に一つ目の唯一の真実である純粋な意識としての何も無さが、はっきりと際立ってくるようにもなるのです。

ここに書いてあることをそのまま取り込もうとしないで下さいね。何を言わんとしているかだけに着目することです。

それ以外はすべて虚構の世界の話だからです。

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