不安と孤独は生来のもの

私たちの根っこにあるものとは、不安と孤独なのです。深いところでは、誰しもが全く同様にその二つを感じていて、そのことに気づいているのです。

ところが、私たちは他人のことについては分からないために、「自分だけ」が不安と孤独に苛まれていると思い込んでしまうのです。

それが惨めさの原因なのです。人生というのは、突き詰めれば自分の惨めさをなんとかして払拭しようとする努力の連続なのです。

自分も周りの人たちと同じように、不安と孤独から逃れて惨めな自分ではなくなろうとするわけですが、実は誰もが不安と孤独の中にいるということに気づけないのです。

他人は不安ではなさそうだし、友達に囲まれて孤独ではなさそうだと見るのです。そうした表面的なことに騙されてしまうのです。

何度も繰り返しますが、私たち(エゴ)の個別性というのは必ず不安と孤独を持たざるを得ないものなのです。これはすべての人に共通のこと。

例外はありません。ただ気づいているかどうかは別ですが…。だからその不安や孤独から逃げることなく、その中へ入っていくことです。

そうして初めて、その奥にある全体性に目覚めることができるのです。それだけが、不安と孤独から本当に解放されることになるのです。

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