罪悪感を直視する

クライアントさんとのセッションで、頻繁に話題になるのが罪悪感についてです。それだけ罪悪感というのは、人生に大きな影響力を持っているということですね。

勿論罪悪感自体がそんな多大な力を持っているというわけではなくて、私たち自身が罪悪感を感じることをとても恐れているからこそ、影響が大きくなるのです。

できる限り、罪悪感を感じないようにしようとすることで、シンプルな人生から遠ざかってしまうことになるのです。

たとえば、家の稼業を継いで欲しいと願っている親の期待を裏切って、ミュージシャンになろうとすれば、相当な罪悪感がやってくるはずです。

あるいは、友達の彼氏のことを好きになって、結果として横取りしたような事態になったとしたら、そこでも罪悪感は避けられないでしょう。

このように、罪悪感とは主に自分以外の誰かに対して感じるものですね。ときとして、ルールを犯してしまったことに対する罪悪感のようなものもあるかもしれませんが、こちらは軽微なはずです。

ただし間違った宗教などの教えにがんじがらめになっているとしたら、こうした規則違反にも強い罪悪感を感じる場合もあるでしょう。

自分の気持ちに正直に行動するなら、人生はいたってシンプルに推移するはずなのですが、そうすると必ず罪悪感がやってくるのです。

その罪悪感を極度に恐れて、誰かの気持ちを優先し過ぎるなら、今度は罪悪感からは逃れることができる一方で、ひどい自己犠牲と怒りにまみれることになるのです。

そのバランスがとれている場合には、比較的人生は安定するはずです。個人的には、どんな罪悪感が来ようと、自分本位に生きる練習をすべきと思っています。

罪悪感から逃げれば逃げるほど、それだけ罪悪感を大きく感じるようになるからです。逆に罪悪感を手なずけて、友達のようにしてしまえばいいのです。

そうなれば、人生はシンプルでやさしい微笑みをくれるようにもなるはずです。

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