抵抗しない、判断しない、執着しない、この三つの「しない」を忘れないように生きることができたらいいなと思っています。
今日は、そのうちの執着しないについて。この数年、ほとんど毎日のように食べていたヨーグルトがあるのですが。
それは生まれてから初めて出会った味のヨーグルトで、酸っぱさが少なくて代わりにチーズの風味があるものでした。
毎日食べているのに一向に飽きることがなく、食べるたびになんて美味しいのだろうと感嘆するのです。
事務所の近くの小規模なスーパーで買っていたのに、突然売られなくなってしまい、今度は少し遠くのスーパーでまとめて購入するようになったのです。
それで難を逃れていたのですが、それが少し前から何の前触れもなく商品そのものが製造中止になってしまったのです。
この残念さ加減をどこにぶつけていいやら。製造元からはほぼそっくりのパッケージで別物のヨーグルトが販売されているのですが。
それこそ似て非なるものという表現がピッタリ。そんなもので代用できると思うなよ!と訴えたい気持ちがあるのです。
さあここで、自分の執着に気づくわけですね。そして、どんなものでもいずれは去っていく、それを受容することで執着は消えていくと。
過去のいかなるものへの執着も手離れしてくれると、とても生きやすい感じがしますね。そしてまた新たなものとの出会いが待っているのですから。
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