人間同士の円滑なコミュニケーションというのは、私たち人間がごく普通の生活を営む上では欠くことのできないものですね。
ところが実は、全く目立たないところでコミュニケーションに問題を抱えている人が意外にもかなりいるのです。
例えば、普段はごく普通の会話ができるのに、自分に都合の悪い内容を話されてしまうと、突然応答をしなくなる人がいます。
重症の場合には、本人は自分がそうなってしまっていることに気づいていないので、さらに問題は大きくなってしまうのです。
人前で話をするときに、緊張してしまって頭の中が真っ白になって、何を話していいか分からなくなってなってしまうということってありますよね。
その場合には、自分で頭の中が真っ白になってしまったという自覚がはっきりとあるので、困るのは本人だけなのです。
けれども、先ほどの例で言うと、突然自分がダンマリを決めてしまうという自覚が全くなかったりするわけです。
だから、被害に遭うのは本人よりも周りにいる人たちなのです。そうしたことが親子の間で起きたら、どうでしょう?
子供が親に何か大切な主張をした時に、親がいきなり黙って貝のように口を閉ざしてしまうなら、その子は大きく傷つくことになるのです。
この場合、親のマインドではあからさまな防衛が起きているのです。高機能自閉症と言ってもいいかもしれません。
こういった症状をもった親に育てられたという自覚があるなら、その影響は絶大なので、しっかりと癒しを進めていく必要があると思いますね。
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