マインドも二元性の世界の一部

この二元性の世界で生きるためには、その特徴というものをしっかり押さえておく必要があるのです。そのことに気づかずにいれば、苦悩は増大してしまうのです。

世界が二元性で出来ているのに対して、私たちのマインドは一度にそのどちらか一方のみを見ることしかできないという特性があるのです。

たとえば、ある人のことを信用するというとき、マインドは信用できる様々な理由を持っているのですが、その同じマインドの奥にはその人を信じていない部分があることに気づけないのです。

つまり、マインドとは信じていて信じていないという非論理を受け付けられないということです。ある人をすごく好きというそのマインドの別の部分には、嫌いが隠されているのですが、それにも気づけないでいます。

好きであってかつ嫌いというのが理解不能なわけです。だから、あれほど好きだったはずの人のことを、急に嫌いになってしまったときに、一番驚いているのは本人自身なのです。

信用していたその人のことを、何故かあるときから不信の目で見るようになってしまえば、それも最も驚いているのは当の本人なのです。

こうしたことは、本当はマインドの性質と二元性の世界を理解していれば、当然のこととして受け止めることができるのです。

マインドが自分を守ろうとして、いやなことを頑張り続けてしまえば、いずれは破たんしてその真逆のマインドが表出することになるのです。

けれども、ここでもやはりマインド自身が自らの一部しか感知することができないために、突然やってくる悲劇に耐えられないのです。

マインドを観照する訓練をすることで、マインド自身も二元性の世界の産物だということにしっかり気づけるようになるのです。そうなったら、何が起きてもダメージは小さくなってしまうでしょうね。

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