夕飯前に時間がある時には、大抵母親の足をマッサージしているのですが、そのとき暇なので色々な質問をして遊んでいます。以下が今日のやりとりです。
私:お母さんは何歳になったんだっけ?
母:私?え〜と…、72歳?
私:息子が60代なのに?
母:ああそうか、でも90歳にはなってないよね?
私:なってるよ、それで何歳?
母:92歳かな?
私:正解
母:92歳とはねぇ、それじゃあ色々ガタがくるはずだね
私:あっという間に92歳になった感じ?
母:あっという間だね
こんな調子で毎日のように戯れているのですが、母親は70代の気分でいるようなのです。きっと最近の20年間くらいがぶっ飛んでいるのでしょうね。
年齢というのは確かに、自分の自覚とはかけ離れてしまっているもので、私も自分の中に19歳くらいの自分がしっかり残っています。
結局実年齢とは全く異なる年齢の自覚がマインドにはあるということですね。本当は、これまで生きていた全ての年齢の自分がいるのです。
それを見てあげるのも楽しいものですね。