Osho の言葉ですが、「からっぽで自由で、そして自然でありなさい。それをあなたの生の最も根本的な原理にするといい。」というのがあります。
そんなことを言われなくても誰だって自由でいたいと思っているはずですね。けれども、マインドの中には自由よりも安心を強く求める部分もあるのです。
安心を求める=自己防衛をするということなので、その結果は不自由になってしまうので、自由でいたいのと安心したいのは実は真反対なのです。
そのどちらがどれだけ強いのかによって、その人の人生での生き方が決まるのです。
私は自由というのは獲得するものではなく、からっぽさにくっついてくるものだと思うのです。
からっぽであるとは、マインドの働きによって思考がギッシリと詰まった状態から、そこがスカスカになっているということです。
瞑想中だけでなく、普段の日常が瞑想状態のようになるということですね。そしてそれは自然であることにも繋がるのです。
ただし、ただからっぽなだけなら動物は大抵そんな状態で過ごしていることが多いのですが、残念ながら意識が眠っている状態なのです。
結局、からっぽで自由で自然であるとともに、十分に意識的であることも必要ということですね。