親子の関係性の中でよくあることのようですが、例えば母親が子供に対して父親の悪口を言うのです。
単なる悪口の場合もあるし、ダラダラと愚痴になってしまうこともあるでしょう。いずれにしても今目の前にいない父親を否定するのです。
子供は、母親の言葉を信じて父親のことを嫌いに思うかもしれません。もしも本当は父親のことが好きだとしても、その気持ちを隠してしまうのです。
そうやって、本当の自分の気持ちをそのままに認めることをしない生き方を学んでしまうかもしれません。
母親と対立しないために、あるがままの気持ちを隠してしまうわけです。そしてもう1つ大切なものを失ってしまう可能性もあります。
それは人への信頼の気持ちです。父親がいないところで悪口を言う母親を静観すれば、もしかしたら自分がいないところで自分を否定しているかもしれないからです。
他人を信頼できなければ、それだけ自己防衛が強く働くようになってしまうのですから、生きにくい人生になってしまうのです。
そして子供が成長して社会に出て行った先で、母親と同じように目の前にいない人の悪口を言う人が周りにやってくるのです。これがエネルギーの法則。
こういったカラクリを理解して、癒しを進めていくことが大切ですね。
自分も他人も信頼できなかった理由がわかりました。
いつも自分がいないところでは、自分の悪口を言われていると思えてならなかった。だから友達何人かといたりした時に、自分が先に離れるのが出来なかったり。本当は、人といると防衛して疲れるから早く一人になりたいのに。
苦しい日々でした。
でも今は違う。
誰かにわかってもらう事を求める気持ちが小さくなり、自分の肩をだきとめてくれるのは自分だという感覚。
長い道のりを泣きながら、いつも逃げるようにして進んできました。
でも癒やしを知った今は、歩く景色をゆっくりと眺め、焦る事はないし、どこへ行くと決める事もない。何か困ることと遭遇したら、その時は立ち止まり、何かに気づく時だと思える。
いつもありがとうございます。
自分のことは誰かに守ってもらうよりも、自分自身で抱きしめてあげられたら最強だということですね。
着実に癒しが進んで、一皮剥けた感じですね、良かったです!