ネット上でブログや掲示板に書き込みをしたり、ミクシーのようなネット上のコミュニティでは大抵本名の代わりにハンドルネームのような仮の名前を使いますね。
ある意味ネットワークの世界では仮想的な社会を形成しているので、本名を使う必要がないということだと思いますし、自分の素性を明かさずにいたいという人もいるかもしれません。
元々、自分で自分の本名をつけることはできないわけで、ものごころがついて気がついたときには自分には名前がついていたというのが現実です。
ですから、もしかしたら自分を自由に名づけてそれで生活したいという願いもあったりするのかもしれません。有名人は芸名を持っていたりするので、一般人もそうしたことの真似事のような感じなのかもしれません。
確かに、若くてかっこいいジャニーズ系のタレントが、仮にゴンザエ門という本名で売り出しても違和感がありすぎですね。名前も適材適所ということがあるのでしょう。
現実の世界でも、私達は時としてあだ名とかニックネームを使ったりするわけですので、そうしたものと同類とみなせばハンドルネームがあるのは納得できます。
ただ、仮想の世界とはいえ、そこで人との係わりを持っているのは生身の人間なわけですから、やたらとハンドルネームを変えるのは問題があるかもしれないですね。
ミクシーではシステムそのものが、本名ではなくニックネームが使われるようになっていますね。私の場合も、「郷に入れば郷に従え」から、本名とは別のニックネームを使っています。
ただこれも面倒だなと思うことはあります。それは、互いにニックネームだけで係わりを持っていると、実際にお会いしたりするときに、本名が使えません。
そうすると、相手が考えた妙なニックネームを使って話しをしなければならない場合があるからです。本名であれば、それほど奇抜な言いづらい名前であることは稀ですから。
ただし、本名のほうが発音するのが難しいような場合もないわけではないでしょうから、その場合には言いやすいニックネームの方がいいのかもしれないですね。
名は体を現すという言葉もあるくらいですから、本名から離れて、自分が考案したニックネームを名乗って仮想の世界で生活するのは、ある意味普段とは違った自分を感じることができるのかもしれないですね。