生きるということは、様々な困難に出くわしてはそれを何とか解決して、さらに次へと進むことを繰り返すことを言うのです。
一つひとつの問題をそれぞれ個別に解決しようとする試みに、疑問を感じる人もいるかもしれません。
その人は、問題が10個あろうが1000個あろうが、何かその裏に共通するものがあるのではないかと疑うのです。
そしてどうやら、問題を作り出しているシステムがあることに突き当たるのです。それが自分のマインドだと気づいた時、人は生き方が変わります。
外側にやってくる問題というのは、実は自分の内側にあるマインドがせっせと生み出していたことに気づくなら、人はより思慮深くなるのです。
安易に何かを否定したくても、それができなくなってくるのです。自分が被害者ではなかったと理解するからですね。
そしてマインドのことをより深く理解したくなるはずです。マインドの生い立ち、マインドの仕組み、マインドの働き。
そう言ったマインドの全てを理解することで、最後にはマインドを傍観するようになるのです。
問題は問題ではなく、そしてマインド自体も実体のないものだったと分かって、森羅万象のあるがままを受容するようになるのでしょうね。