誰しも他人からどのように思われているのかということには、少なからず関心を持っているものですね。
自分のことは自分が一番よく分かっていると思っている人であっても、周囲からの評価が気にならないという人はいないはずです。
自分がどう見られているのかが気になるレベルというのは、案外自分を否定している度合いに比例するものかもしれません。
つまり、自分のことをまあまあいいんじゃないの、と思える人はそれほど人の評価を気にしないでいられるということです。
逆に、自己評価が低い場合には、人の目や意見がものすごく気になり、ちょっとした否定的な言葉にもひどく傷ついてしまうということです。
後者の場合で、かつ有名人であったりすると、これはもう大変な事態になる可能性があります。なぜなら、一般人よりも何千倍も人の目に晒されているからです。
そうした場合には、評価が気になるあまりに自分からそういう情報を探しに行ったりしてしまうこともあるはずです。放っておくことができなくなってしまうのです。
それはまるで、ゴキブリが超苦手な人が、突然部屋の中にソレを発見して、夜通しにらみ合いをしている姿とダブります。
目を離したら、どうなってしまうのかが恐ろしくて、放っておくことなど絶対できないということなのでしょうね。気持ちは分かります。
ゴキ君のことはともかくとして、人の評価が怖くてビクビクしていると、ワクワクする冒険人生を生きることができなくなってしまいます。
解決方法は、幼い頃の自分がどれだけ自分のことを否定しているのかを、徹底的に見てあげることです。そして、十分にその感覚を味わうことです。