東京エリアでは、この週末外出の自粛要請がされたようですが、ちょうどタイミングよく雪が降ってくれたおかげで、それほど苦もなく家のなかにいられた人も多かったのではないかと思っています。
そんなときには、静かに意識を内側に向けてみることです。ゆっくりと寛いだ状態になれば、普段どれだけ外側に意識が向いていたか分かるというものです。
思考が自分の本質ではないということをどれだけの人が理解しているでしょうか?言われてみれば分かるのですが、日頃はそんなことは忘れているのです。
しっかりと思い出す絶好のチャンスです。思考が無数に寄り集まってマインドという機能を果たしているのです。
そのマインドの仕組みを深く理解すれば、そんなものが自分自身であるなどとは決して思わなくなるはずです。
ところが自分は個人であるということが、単なる思考によるものだというところまで追い込める人は少ないかもしれません。
思考から離れられたとき、自分には何が残るかをじっくり観察してみるのです。するとそこには、観察するモノ(意識)だけしかないと気づきます。
つまり私たちの本質とは意識だということです。だから大きさも形も位置もそれ以外のどんな属性もないのです。
だから生まれることも死ぬこともできません。ただ永続して在るだけです。思考から離れられたときには、誰でもこのことを知ることができますね。
自分の気持ちにあれやこれや
いろんな鉄屑引き寄せてくっつけている磁石みたいに、余計なガラクタまとって生きていたんだなあ、と感じていました。
今日のブログを読んで、それが思考であったのか…と思いました。
取り除けばいいのですか
そのまま、ガラクタと認識しただけでいいですか。
取り除こうとするのも思考です。それも含めてすべての思考から距離を置いて、ただ観察するだけでいいのです。これを忘れずにいることですね。