身体との同化がはずれると…

かつてoshoがアメリカのオレゴンに広大な土地を買って、そこにアシュラムを作っていたことがありました。

その時に、アメリカ政府からのひどい嫌がらせで、繰り返し放射性物質が入った食べ物を食べさせれたことがあったらしいのです。

その後インドに戻ってから、その後遺症か何かで歯や歯茎に問題が起こり治療をすることになったそうです。

治療をしようとするoshoの弟子である歯医者さんに対して、oshoは麻酔をする必要はないと言ったそうです。

実際に麻酔なしで治療を受けたoshoは、その痛みを感じながら面白がっていたということです。

このことは彼がいかに我慢強いかということを表しているわけではなくて、肉体との同化が完全に消えていることを証明しているのです。

身体の具合がいい時もあれば、病気などで具合が悪い時もありますが、身体と同化してしまっている私たちにとっては、身体の具合の良し悪しが大問題に感じるのです。

たまに具合がいい時には、同化が外れてそれを見ていることもできるのですが、具合が悪い時には、すぐそれに引きずられてしまいますね。

もしも完全に身体との同化が外れてしまうなら、身体的な苦痛を怖がることもなくなるのだろうなと思うのです。