すべてあるがままで良い

20年近くの間、様々な方々の人生を深く見させていただいて、総合的に感じているのは、「すべてあるがままで良いと知ること」これが大切なのです。

あるがままで良いというのは、一言で言えば自然ということなのです。逆に言えば、こうあるべき、ねばならない、こういう信念を持つことこそが不自然だと理解することです。

この地球上で人間だけが不自然な存在になってしまっているのです。その原因は人間だけが自我を持ってしまったからです。

自我だけが、不自然の権化ということ。何かがうまく行ってないと感じている人、苦悩している人は間違いなく不自然な考え方で生きています。

たとえば、「働かざる者食うべからず」という不自然極まりない考え方を幼い頃から植え付けられたら、のんびりすることが悪のように感じるでしょう。

子供の頃に、何もすることがなくゴロゴロしているときに、それを否定されてしまったら、人間とは何かしら役に立つ存在でなければならないと思うでしょう。

私たちの内面であるマインドは、それこそ世界中にある善悪の元のすべてが盛り込まれています。

あの人は悪人でこの人は善人だと思えるのは、一過性のものに過ぎません。どんな自分であれ、あるがままで良いという理解に到達することですね。

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