なにとも同化しない純粋な自己

一日の終わりにゆったりとくつろいで、自分が今日体験したことを思い出そうとすると、どうしても自分の身体がどのような行動をしたのかを見てしまいます。

これこそが、自分を身体と同化している証拠なのですね。そして、もう少し自分の内面に焦点を絞って思い出そうとすれば、今度は自分をマインドと同化していることに気づきます。

さて、もっとよ~く思い出そうとすると、そこには身体やマインドと同化している自分を見ている自己が在るということにも気づくことができます。

その自己が、時間の経過とは無縁の存在であることは、今この瞬間にもまったく同じくして在ることに気づくことで明らかとなるのです。

これこそが、私たちの本質である、純粋な意識なのですね。

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