本質は鏡のようなもの

osho はよく、私たちの内奥無比なる実存、つまり私たちの本質は鏡のようなものだと言っています。

鏡には起きることのすべてがそのままに映し出されます。それはまるで鏡の中で起きているようにも見えます。

けれども鏡はただ、その前で起きていることを忠実に映し出しているだけで、鏡そのものに起こることは一つもないのです。

同じようにして、私たちは自分の自我と同一視することで、起きていることが自分に対して起きていると感じてしまうのです。

だから深刻にもなるし、完全に物事に巻き込まれてしまうわけです。ところが本質は起きる事象からは離れているのです。

次元が違うということですね。起きていることとそれを映し出す鏡の次元が違うのと同じです。

自分の本質が透明な鏡のように、あらゆる出来事をそのままに映し出している(あるがままに見ている)のだと気付くこと。

それは、ただ見るということを日々実践することによって、体得できるようになっていくのでしょうね。

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