決してマインドを強いない

癒しを進めていくと、いろいろなことが起きたりしますね。急に心が軽くなって、ああ癒しの効果が出てきたんだと嬉しくなったり。

そうかと思えば、逆にどんよりと落ちたような状態になって、まったく癒しなんて進んでないと感じてみたり。

こうした心の上下動というのは、大抵が一時的なものであり、そうしたものに一喜一憂する必要はないということです。

本当の変化というか、しみじみとした変化というのは年単位で、あるいは5年10年という単位で捉えるべきなのです。

幼い頃から膨大な時間をかけて培ってきたものが、ゆっくりはずれてくることこそが癒しだと気づけば、急激に変化するはずがないからです。

そして何よりも、自分を変えたい、あるいは自分を良くしていきたいとして、自分を強いれば強いるほど、逆の抵抗も強くなるのです。

そこで均衡を保つことになるので、癒しは進みません。何ともじれったい話しだと感じるかもしれませんが、事実です。

そのじれったさの中で、待つのです。マインドのあらゆる側面を見つめ続けるのです。強いないでいられるなら、マインドは力を失って小さくなっていくのですから。

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