無知とは眠っていること

タントラは、ただひとつ必要なものは光だと言う

覚醒だ、と

何百万もの行ないが埋め合わせれる必要なんかない

なされるべきはただひとつ

それは無知の中にとどまらないことだ

目を覚ましなさい

by osho

↑ここで言う「無知」とは眠っている状態、自分の本質に気づくことなく夢の中を漂っている状態のことです。

この無知の状態においては、罪というものがあたかも存在するように感じるし、そのために罪悪感に悩まされることにもなるのです。

だから自分の存在や行いに罪悪感を感じると、それをなんとかして償うことでその罪悪感から逃れようと必死になるのです。

カルマというのは、そうした無知な状態(これをマインドと呼ぶのですが)が作り上げる馬鹿げた法則なのです。

もしもあなたが覚醒し自分の本質に気づくなら、マインドやそれが作り上げた罪という概念がどれほどバカバカしいものか、瞬時に気づくことになるはずです。

誰のマインドも罪悪感を持っていますが、それはマインドのものだとはっきりさせることです。

そこに巻き込まれれば巻き込まれるほど、目覚めることが難しくなってしまうのです。そして夢物語はいくらでも繰り返されていくのです。

マインドを洗いざらい見つめて、つまりくまなく光を当てて見てあげること。そうすることで、マインドとの距離ができて、そのバカバカしさに気づくのです。

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