最近ふと感じることがあるのですが、すごく身近なところにこの肉体があるなあという感覚です。
邪魔というほどではないにせよ、何だかいつもこの肉体がそばにあることに違和感というか、そういったものを感じるのです。
この肉体に縛られているという言い方でもいいかも知れません。そのくせ、一方では完全に透明でクリアな存在としての自分もいます。
その透明性は全体性のものなのですが、個人(個別性)として肉体を持った自分の感覚とごっちゃになってしまっているのでしょうね。
こうしてブログを書いている間も、その二つの感覚が同時にあるのが分かるのですが、もしかすると少しずつ全体性の感覚の方が大きくなってきたのかも。
私の自我は、自分は肉体ではない、自分は存在しないのだということを悟りたくて、この二つの感覚の間を行ったり来たりしているようです。
そして、ああでもないこうでもないと考えた末に、所詮は起きることが起きるだけだからに落ち着くのです。
まだまだ自我の力が強いことも分かっていて、この人生の主役から降りたくないと言っているようです。
それでも実の所、自分には何の力もないということも分かっていて、深く静かなところに落ち着いてくれるのです。