ダライラマの普遍的立場

ダライラマ14世が今月始めに日本にいらしたようですね。日本各地で講演などを行ったようです。そしてさらに、何と初めて正式に日本の政治家などを訪問されたということです。

残念ながら、今までは外務省が中国に気を使って実現しなかったらしいのですが、ようやくそういう馬鹿馬鹿しい制約から解放されることになりそうです。

そして不思議なことに、ダライラマ法王来日ということがほとんどニュースに取り上げられないのですが、そうした日本のマスコミの怪しさも目立つようになってきましたね。

今回の来日中に、おなじみの櫻井よしこさんと対談している動画を発見しました。一体チベットを弾圧し続けている中国に対して、どんなことを話すのかと、興味を持って観てみました。

ところが、結局最後まで中国を糾弾するような言葉を一言も聴くことができませんでした。それは本当に驚くべきことです。

昨年に引き続き、つい最近もチベットでは中国からの非道とも言える弾圧に対して、焼身自殺をして世界に訴えるという事件が起こっています。

あまりにも理不尽なことが今日も明日も、チベットでは起こり続けているというのに、ダライラマは中国に対して助言するだけなのですね。

彼の普遍的立場は、以下のようなものらしいです。

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チベットへ真の自由をもたらすための運動をすすめてゆくにあたり、あくまで非暴力に徹するという強い信念を法王は堅持している。「中国側がチベット人に加えてきた様々な攻撃やおびただしい弾圧についてもそのような事実を明らかにすることはどうしても必要であるが、中国人そのものに対する憎悪の念を抱くことは決してない」というのが、法王の基本的な考え方である。
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私たちだって、本当の自分の本質に気づき、それへの信頼が深まっていくことで、同じような心持ちになっていくことができるのではないでしょうか。

以下がその動画です、ご参考までに。早めに見ないと消されるかもしれません…。