惨めさからの逃亡をやめる

人が最も苦手なものは何だと思いますか?それは、自分の惨めさなのです。自分は何て惨めな存在なんだろう、という思いほど、自分を傷つけるものはありません。

だからこそ、誰もが惨めな想いからできるだけ離れようとして、頑張るのです。その頑張りから、やがてはあらゆる苦しみが起きて来ると言うわけです。

なぜなら、その頑張りこそが自己犠牲を生む結果となってしまうからです。もしもあなたが、何だか人生は辛い、この闘いはいつまで続くんだろう?と感じているのなら、惨めさからの逃亡が原因だと気づくことです。

つまり、自分は惨めな存在に違いないという思いを持って生きてきたことを思い出すことです。自分は惨めなんかじゃないと自分を偽ってきたことを思い出すのです。

そうやって、少しずつ惨めだと言う思い込みから逃げなくなれば、自己犠牲とはお別れすることができます。惨めだという事実はなかったのです。

ただの思い込み、それも真実だと疑わないくらいの徹底的な信じ込みを続けてきたということです。惨めさの中にどっぷりと浸かっていることです。

そうすると、惨めさは幻想だったと気づくはず。