何かの努力がかえって裏目に出るということはよくあることですね。改善しようとするあまりに、改善できなくしてしまうとか。
あるいは、遅れそうで焦ってしまった結果、道を間違えてかえって時間がかかってしまったとか。
緊張しないようにと気をつけることで、より緊張を強めてしまうこともあるかもしれません。
人前で緊張していることを他人に気づかれることが嫌で、それを隠そうとしてかえって緊張してしまうなどはよくあることです。
こうした悪い循環にはまってしまうと、自力で抜け出すのはとても難しくなってしまいます。
そんなとき、その循環(ループ)に気づくことがなにより大切なのです。そして、ループを断ち切るためにはあらゆる努力を放棄してしまうのです。
これには瞑想が役に立つかもしれません。何もせずにいるというのは、日頃の瞑想によって身につけることができるからです。
もしもあなたが何かのループにはまり込んでいたとしても、一定のタイミングで瞑想を日々の習慣にしていれば、自動的にそこから抜け出すことができるのです。