嫉妬のメカニズム

誰のマインドにも嫉妬の仕組みが備わっています。つまりは、嫉妬深い人であれあまり嫉妬をしない人であれ、同じく嫉妬するメカニズムはあるということ。

なぜなら嫉妬というのは、そもそもが生物としての生存本能からやってくると考えることができるからです。

だから人間でなくても、知能の高いワンチャンや猫ちゃんでも嫉妬をするのを目撃することがありますね。

ただし、人間の場合はそこに心理的な要素が加わることで、そこそこ複雑な嫉妬をするようになったのです。

嫉妬心は大切なあなたに捨てられたら自分は生きていくことができないという切実な恐怖心と怒りのブレンドからできているのです。

無力な幼児の時に、親から見捨てられるかも知れないという恐怖を植え付けられてしまうと、それが大人になっても色濃く残ることになるのです。

そうなると、彼氏が別の女性と話しをしているだけで嫉妬心がメラメラと燃えてくるのです。そのエネルギーが強すぎて、理性では抑制できなくなることもあるでしょうね。

もしも自分の嫉妬心を持て余しているという場合には、繰り返し幼い頃の見捨てられ不安(恐怖)の物語を思い出して、その時の感情を味わうことです。

恐怖と怒りの混合物である嫉妬心の中にしっかりと入り込んで、かつての幼児を救ってあげれば嫉妬は小さくなっていくはずです。