最近、時々作務衣を着てセッションをするようになりました。以前から、ヒーリングのセッションのときにできる限り身体をリラックスさせたいという思いがあり、できたら作務衣がいいかなと思っていたのです。
ただ、初めていらっしゃるクライアントさんと対面するときに、どう思われるかなという一抹の心配があったために、二の足を踏んでいたのです。
初めてお会いする人には、なるべくどこにでもいるごく普通の人という印象を持って欲しいと思っていたので、どこにでもあるシャツとズボンという格好でずっとセッションをやってきたのです。
それが今年に入って、講座を開くようになってから、講座でならいいかなという思いから作務衣を着るようになりました。
一度着てしまうと、これがとても快適でして、特にヒーリングをするときにはもうズボンを履く気がしなくなってしまったくらいです。腕を動かすときにも、とても自由な感じがします。
元々何か作業をする際に便利なように考案されたものなのでしょうから、快適なのは当たり前ですが、日本人の技というのはこういうところにも現れているのかもしれませんね。
最近、着心地のいい素敵な作務衣をプレゼントしていただいたこともあって、以前よりも増して作務衣を着たくなったというのもあるのですが、徐々にシャツとズボンという今までのスタイルから遠ざかっていくような気がします。
多少自分が開放されたのか、初めてのクライアントさんの時でも作務衣でお出迎えするようになるように思っています。
10年前の自分が、今こうして作務衣を着て仕事をしている自分の姿を見たら、どう思ったのでしょうか?そう考えてみるととても不思議だし、笑えてきます。人は変わるものですね。