今日の独り言

大分古くなって動作がすっかり鈍くなってしまった、我が愛するパソコンの前にすわって、今日は何を書こうかと心を静かにすると、しばらくしていつもの「あれ」がやってきてくれます。

「あれ」をどう表現すればいいのか、言葉ではどうにも言い表すことができないのは分かっているのですが、敢えて言うと…。

はちきれんばかりの、それでいてとても冷静な悦びとでも言えばいいのか、それを感じているというよりも、自分がそれ自体だということが分かるのです。

それは、今日という一日に自分がどんな経験をして、どんな反応をしたのかということから完全に分離した、別次元のものなのです。

心のどこかに、この世界に対していいようのない怒りのようなものを持っている自分の部分を感じることもできます。それは本当にあらゆるものを呪っているようです。

それはこの人生のほとんどの間、ずっと心の中で影ながら活躍していて、物理的な私の人生を描き続けてきました。

その想いの描くままの人生が今この瞬間も起きています。そんなものがあるにも関わらず、やっぱりその奥でこの世界を愛している自分もいるのです。

この世界は大きくもなければ小さくもありません。ただ本質の自己が現象化して顕れているに過ぎないのですから。

あなたの夢に大きさがないのと同じです。あなたが自分の夢を愛しく感じるのと同じように、私はこの世界で何が起ころうともとても愛しいのです。