慣れって恐ろしい

最近、元気ではあるのですが、ちょっと夏バテ気味な感じがしてどうしようかと思っていたのですが、そういえば今年に入ってからほぼ肉を食べていないことを思い出したのです。

何となく身体がだるいのは、加齢のせいなのか、はたまたこの暑さのせいなのか、とにかく何とかしてこの状態を乗り切ろうと思い、肉を食べよう!と思い立ったのです。

そして、先日久しぶりに四足動物の肉を食べたところ、美味しくいただけたのですが、薄っすらと獣臭のような匂いがしたので驚きました。

気のせいかとも思ったのですが、やはりそれは明らかに獣の匂いでした。口が肉に慣れていないだけで、こんなにも印象が変わるのですね。

でもこの数日で、それもあっという間に消えてしまいました。そうです、もう慣れてしまったようで。自分の身体が慣れを用いて、柔軟に対応することに、驚きを感じました。

「慣れ」はきっとエゴのものなのでしょう。便利ではあるのですが、その「慣れ」によってさまざまな大切な感性が台無しにされていることもあるのかもしれませんよ。