絶滅危惧種について

<全体>があなたに生を与えてくれたからには
どうして<部分>がそれを改善することなんかできる?
<源>からすべては来ている
どこまでもその<源>に供給をまかせなさい
あなたは不必要に出しゃばっているのだ
そうしてあなたは
すでに海に向かって流れている川を押し流そうとしはじめる

by osho

↑これを読んでふと思ったのですが、絶滅危惧種ってあるじゃないですか。何とかして、絶滅しないようにとあらゆる手段を講じて保護するわけです。

確かに一度絶滅してしまったら、もう二度とその生物を見ることはできないのですが、それはそれでいいのではないかと思うのです。

<源>からやってきたものは、いずれは<源>へと還っていくことになっているのです。なぜなら、永遠なのは<源>だけで、そこから供給されるものは何であれ一過性のものだからです。

この世界は全て一過性の儚いものばかりでできているのです。何かの種が生まれても、いずれは必ず絶滅することになっているのです。それが自然だと思うのです。

無理やり絶滅しないようにと、あの手この手で種の延命を画策する必要はないのだろうと感じるのです。我々人間でも同じこと。

いずれは誰もが<源>へと還っていくのですから、それが悪いことでもいいことでもないということです。無理な延命はエゴのなせる技。

自分だけが延命しようとして、闘って人類レベルで滅びてしまうとしたら、皮肉なことですが、それはそれでいいのかなと…。