隠されたマインドの部分に光を当てる

マインドの中に潜在意識とか無意識とか言われる部分があるということを疑う人はあまりいないはずだと思うのですが、いざ自分のこととなると違うようです。

自分のマインドにも潜在していて気づくことのできない部分が沢山あるのだと日頃分かっているかどうか、今一度見つめて欲しいのです。

たとえば、自分は〇〇をしたいと思っているのに、それをしないでいるとしたら、したくないと思っている部分があるということです。

逆に、〇〇などしたくないと思っているのに、してしまうのなら、それをしたいと思っている部分が隠れているということです。

こんな単純なことですが、一般論なら分かるのに、いざ自分自身のこととなると急に分からなくなってしまうのは不思議なことです。

自分を癒したいと思う気持ちでセッションを受けて、なかなか癒されないとしたら、それは癒されたくないという思いが潜んでいるということだと気づけばいいのです。

なぜなら、マインドの100%でそれを願っているなら、邪魔する部分がないのであれば、淡々と癒されていくはずだからです。

そうならないのであれば、その理由を外側に見つけようとする前に、自分の中にこそそれを阻止しようとする部分があるに違いないと見当をつけるべきなのです。

それができて初めて、内側で反対している部分の真意を汲み取ろうとするようになるのです。それが受け止めることを実践させることになるのです。

マインドの中のあらゆる部分を見出した上で、すべてを同等に受け止めることができるようになったとき、それらは自然と衰退していくことになるのですね。