希望製造メカニズム

あなた方は希望製造メカニズム
そしてこの
希望製造メカニズムこそエゴにほかならない!
では、どうしたらいい?
実のところ、どうこうすることは何もない。
ただあなたがたにはもっと明晰な眼が必要だ。
唯一必要とされるのは
あなた自身を新鮮な眼で見ること

by osho

希望という言葉の響きはとても明るい前向きな感じがして万人が好きなものですね。だから、希望の党のようなネーミングにも使われるわけです。

確か今日は総選挙の公示日ですかね?そこに水を差すわけではないのですが、希望というのは、願望であり、欲望とも言えるわけです。

じゃあ、欲望の党?でもよさそうなものですが、ニュアンスの違いが明確にあるので、そうはいかないのですね。

けれども、そのニュアンスの違いは根本的に間違っているということです。希望こそが、エゴの餌なのです。そのことは、誰もが身をもって経験しています。

希望に燃えているときには、とても明るく張り切っていることができますね。つまり、それだけエゴが喜んでいるということです。

逆に、希望が減って行くと未来の展望が見えない状態になって、気持ちも落ち込んで暗くなってくるのです。つまりエゴが困窮しているということです。

希望はエゴの餌なのです。だからエゴという幻想から遠ざかろうとするなら、希望をなくしていく必要があるのですが、それはなかなか難しいことです。

それよりも、希望をエネルギー源として生きているエゴを、クリアな眼で見守ることによって、エゴが自然に衰退していく方を選ぶことが肝要なのです。