自己表現の大切さをもう一度

毎日事務所に行く前に、ちょっと寄って買い物をする小振りのスーパーがあるのですが、そこの店員さんにとても気持ちの良い人がいます。

きっとご近所の主婦がパートとして働いているのだろうと想像しているのですが、テキパキとした応対やお客さんのことを覚える能力がすごい。

本人はきっと普通に仕事をしているだけなのだろうけれど、他の店員さんと比べて、明らかに優れているのです。

こんな時に、欧米式にチップでもあげることができたら、こちらの嬉しい気持ちを伝えることができて、win-winだなあと思ったりしていて。

若い頃仕事で海外出張に行った時に、初めて直にチップの文化に触れて、こんな面倒なのがない日本がやっぱり一番良いやと思ったものです。

欧米では、特に接客業の人は沢山チップをもらうために、勤務態度が良くなるということがあるので、理に叶っているのかもしれません。

けれども、日本人の特性って少し違うように思うのです。たくさんお金をもらえるから一生懸命働き、低賃金だから不真面目に働くというのではないはず。

だからこそチップの文化が日本には根付いていないのですね。じゃあどうしたら良いのだろうと考えたのですが。

きっと素直に気持ちを相手に表現すれば良いだけなのかなと。何となく仕事中に迷惑かけたくないという思いがやってくるので、ブレーキが掛かるのです。

セッションでは毎度、自己表現がとても大切だということをお話ししているので、これも一つの自己表現の方法だと思って、実践して見れば良いかなと思っているところです。