女性性が有利

私のところにセッションを受けにいらっしゃるクライアントさんの、約7〜8割が女性なのです。開業してから、かれこれ20年経った今でも変わっていません。

この一定の割合がずっと維持されているには、それなりの理由があるのだと思います。簡単に言えば、女性性と男性性の違いなのでしょう。

かつて仏陀の弟子は5万人いたと言われていて、そのうちの実に4万人は女性だったということです。

名のある弟子の多くが男性だったので、弟子の8割が女性だったと聞くと、かなり意外な感じがしてしまうかもしれませんが…。

シンプルに表現すれば、男性性というのは提供者なのです。一方の女性性は受容者であるため、セッションで受け取りやすいということがあるのでしょうね。

ということは、男性のクライアントさんは、平均的な一般男性に比べて女性性を多く持っているということなのです。

実際それははっきりと体感することができます。私自身が企業で働いていたときの記憶では、活躍していた人の多くは男性性を潤沢に持っていた感じがします。

男性性と女性性を比べて優劣をつけるつもりはありませんが、真理を探究するのであれば、どちらが有利なのかは自ずと決まってしまうでしょうね。