何であれ全体からのプレゼント

先週久しぶりに東京に雪が降った次の日、以前に買っておいた雪靴を履いて事務所に出かけたのです。

細心の注意を払ってクルマの運転をして無事到着して気が緩んだのか、あるいは初めて履く雪靴に慢心したのか、まさかの転倒。

かかとのところに金属のギザギザがついていて、これなら滑らないはずと思っていたはずなのに…。

逆につま先の方がツルツル滑る感じがしてはいたのですが。カチカチに凍って少し傾斜のある歩道を歩いていたら、あっという間に転んで膝が血だらけ。

顔や腰を打ったりしなかっただけマシなのですが、この年齢になって転倒するとは思ってもいなくて、急に降り掛かったちょっとした災難。

次の日、同じ場所を通りたくなくてちょうど道路の反対側を歩きながら、あそこで転んだんだと思って見ていたら。

何とその場所を若い女性が普通のスニーカーを履いた状態で、スケートのように滑ってなんとも楽しそうにしているのです。

年齢差なのか、運動神経の違いなのかは分かりませんが、呆気に取られてしまいました。

この災難も何かのプレゼントなのかと苦笑いしつつ、今日も風呂上がりに患部の処置をしながら思ったのでした。