いつもと違う脳を使う

今日、久しぶりにパソコン上でプログラムを組むということをやりました。HP上にあるカレンダーを作ってから、もう何年もやったことがなかったのです。

だからかもしれませんが、もう普段使っている脳とは、全く違う脳の部分を使うようで、しんどかったです。予想はしていたのですが、あまりにひどいのでびっくりしました。

目的は、ある一定の時間が経過したら何らかの音で知らせるという、単純なプログラムなのですが、それがなかなかできなくて困りました。

そして、一番びっくりしたのは、そういう作業をしているときというのは、人物としての自分に丸ごと飲み込まれてしまうということです。

その作業をやっている自分を見つめる自分が不在になってしまうということです。これが、この世界に飲み込まれていく一つのパターンなのだなと分かりました。

実は、そのプログラムを使って、常に人物としての自分を見てあげる自分に戻るということが目的だったのですが、見事にその反対を強いられてしまったということです。

ただ、未完成ながら必要な機能を果たすものが動作するようにはなったので、これからはパソコンに向かっているときには、随時そのことを思い起こすことができるようになりました。

これは、先日このブログで書いた、インターバルタイマー付き腕時計の代わりになるものです。実は、その時計のバイブ機能を3分おきに作動させていたために、バッテリーがものの一週間でなくなりかけてしまったのです。

それで、独りで部屋にいるときには、パソコンでその時計の代わりをさせようと思ったのが、このプログラムによる巻き込まれ現象を起こしたということでした。

今これを書きながらも、自分を監視する自分に戻ることができるようになりました。もう少し、そのプログラムをブラッシュアップしようと思っています。