瞑想がカギ

最近どういうわけか、セッションにいらっしゃるクライアントさんの中に、瞑想に興味がある、瞑想をやってみたい、そう言って下さる方が増えています。

時代の流れなのか、何かのウエーブがやって来ているのか分かりませんが、とにかくセッションの最後の方で瞑想の話題が出ることが多いのです。

私としては、願ったり叶ったりのことなので、すぐに自分がセッションをやっている本当の目的は、誰もが瞑想をできるようになってもらうことなのだと伝えます。

少しびっくりされる場合もありますが、すぐその場でじゃあ一緒に瞑想をしてみましょうとなることも増えてきたのです。

瞑想の目的は、いろいろ言えるのですが、一番簡単な表現を使えば、自分の本質に気づくためということになりますね。それがどういう意味なのかは、また少し説明する必要がありますが…。

昨日のブログでもお伝えしましたが、今の自分が人生の主役の座でいる限りは、人は人生を充分に生きることができないのです。

自分を改善しようとするエゴの働きかけから抜ける必要があるのです。そのためにも、瞑想がどうしても必要なのですね。中には、瞑想がいらない人々もいるでしょう。

その人たちは、十全に生きて、十全に愛し、十全に祈ることができる人々です。彼らは、その生き方自体が過去にエネルギーを残さないので、生を完全に生きることができるのです。

けれども、一般的にはマインドにコントロールされた不完全な人生を生きているのです。その場合には、瞑想によって自分の奥深くへと入る必要があるのです。

もしもあなたが、瞑想をしたくてもできないでいるのでしたら、セラピストの力を借りてでも癒しを進めることです。そうして、マインドのエネルギーがある程度治まった時にこそ、瞑想をすることができるようになるのですね。