愚かしさを見る

セッションでクライアントさんとお話ししている時に、私の口癖として、「別に悪くはないですけどね」というのが多分頻発するのです。

この世界で起きている様々な出来事について、きっとクライアントさんが善悪や正不正によって物事を判断しているのを感じるからです。

つまり、世の中には善も悪もないし、正しいとか正しくないということもないのだと気付いて欲しいということなのです。

政治家が汚職をしたり、人が誰かを裏切ったとか、もっと端的に言えば犯罪を犯したなどという時、それは愚かしいことをしたというだけなのです。

人の言動を評価する時に、善悪、正不正などではなく、愚かかどうかで判断する方がいいのです。

なぜなら、愚かしいことをことさらに責めようとする人はいないものだからです。愚かしいと思えば、怒りもあまり出なくなってしまいます。

そして愚かさというのは、本質的には罰するようなものではないと知っているのです。それは成長すればいいだけだから。

愚かしいことがどこからやってくるかというと、気づきのなさからなのです。心に余裕がなければ、人は気づけません。

愚かしさをなくしていく唯一の方法は、意識的であるように心がけることですね。無意識状態では、いくらでも人は愚かしいことをやってしまいますからね。