不思議な話し

考えてみると自分は昔から不思議な話が大好きです。心霊的な怖い話しやUFOやとにかく常識ではあまり考えられないような物語や話しに惹かれます。

子供のときに、潜在意識というものがあって自分の行動を裏から支配しているということを知って、人の心の奥深さに興味を持ったこともありました。

今はそれが仕事にとても役立っていると言えば言えるので、まんざら無駄なことでもなかったのかなと思っています。

しかし、何でそういった超常現象のようなことに興味があるのかなと考えると、それはどうもこの世界の常識をとにかく覆したいという欲求があるらしいです。

何かを暴いてやりたいという気持ちがあるのです。そうした気持ちは、この世界は実在するものではないというコースの教えにまで繋がってしまいました。

話しとして興味があるというだけではなく、エゴが作ったこの世界の法則から逸脱した経験をしたいのだろうとも思っています。

私自身このブログでも確か書いた、時間に対する不思議な体験も実際していますし、それ以外にも詳細には説明していないことも含めると、そこそこ摩訶不思議な経験をするようになってきました。

そういう体験は、大抵が子供の頃に集中するものだと思っていたのですが、私の場合はその逆で、子供の頃はいたって普通の経験しかしていないのに、大人になってからいろいろな体験をしています。

そうした常識では考えられないような体験をするたびに、おもしろいことに自分の中に二つの相反する見方があることを感じる事ができます。

体験したばかりのときには、ああやっぱりこういったことは起きるのだというシメシメという感覚が来て、それはずっとなくなることはないのですが、一方で時間が経つうちにあれはやっぱり勘違いだったのではないかという疑いの気持ちが起きてくるのです。

その気持ちに気付くと自分でもとてもおかしくなります。エゴが一生懸命に、この世界は実在するということを言い聞かせようとしているのだろうなと分かるからです。

そんな常識的なエゴの声を聞きながらも、毎日もっと不思議な体験したいなあと期待して生きています。エゴに一泡吹かしてあげたいと思うのです。