継続すること その2

継続といえば、「奇跡のコース」という本にワークブックという部分があって、それは365課分の課題が納められているものです。

一日に1課づつを毎日続けて実践することによってちょうど一年で終えるように用意されたすばらしいワークブックなのです。

私の場合は、一昨年の9月1日より開始して、昨年の8月31日で終えたのですが、その間の一年はとても充実していたと思っています。

ここで内容を詳細にお伝えすることはほとんど不可能に近いのでそれはあきらめますが、自分にとっては1課1課が何と言うか宝石のような言葉ばかりだったのです。

内容を熟読して、その日の課題となる言葉を覚えて、それを決められた回数と時間だけ繰り返して心の中で実践するのです。

朝起きてすぐにその課題を読み始めることからその日一日が始まるのです。それが少しも面倒でも辛くもありませんでした。

瞑想しながらワークの言葉を唱えたりすることが自分にとってはとても楽しい体験なのです。こうしたものは、好みの問題が大きいのでしょうね。

ちなみに、記念すべき第1課の言葉は、「自分が見ているものには何一つ、なんの意味もない。」というものでした。

自分の外側に繰り広げられている世界やそこで起きている事柄というのは、自分自身がそれに意味付けをしているということに気づくということを目的としているのです。

そうやって、毎日様々なワークを与えられて、嬉しくて、感謝しながら気がついたら一年が経っていたという感じでした。

ここでも継続することが大変だとは一度も思ってもみなかったのです。自分が楽しい気持ちであれば、続けることはたやすいし当たり前のことなんですね。