オリジナルの自分との距離

セッションをしていて、よく思うことなのですが、人は自分のオリジナルから離れた分だけ、病んでしまうということです。

生まれたままの、オリジナルの自分のままでいることが、本当に難しいということなのですね。

なぜなら、親が期待する自分の姿と、自分がこうしたいと感じていることが、違うと気づいてしまい、そこでマインドが二つに引き裂かれてしまうからです。

その分裂したマインドが私たちの人格のベースとなっていることに、気づいている人は少ないかもしれません。

私のようなセラピストの視点で見れば、どんな素晴らしい人格者であろうと、逆に人格破綻者であろうと、大した違いはないのです。どちらも極端だからですね。

幼い頃、自分はどんな子供だったのか、可能であれば覚えている人に聞いてみることです。今のあなたとそれほど違いがなければいいのですが…。

もしも、大きく変わってしまったとしたら、その原因を突き止めて、当時の感覚を思い出してみることです。希望があれば、セッションを受けて見るのもいいかもしれませんね。